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まったり映画を観よう!! 時々は綴ってみよう!!! なブログ・.*⁂ฺ✿
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■マイ・サマー・オブ・ラブ(原題:My Summer of Love)
■制作年:2004年
■制作国:イギリス
■日本では劇場未公開作品
■制作スタジオ:Apocalypso Pictures
■監督:パヴェル・パウリコフスキ(Pawel Pawlikowski)
■脚本/原案:ヘレン・クロス(Helen Cross)、パヴェル・パウリコフスキ( Pawel Pawlikowski)、マイケル・ウィン(Michael Wynne)

■CAST■
■モナ:ナタリー・プレス(Natalie Press)
イギリスの田舎町生まれ。自分の心に正直に行動する性格。
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裕福とは程遠い生活で、十分な教育も受けてはいない。
最も愛する母を亡くし、唯一の
肉親である兄とも心を通わせることができず、「寂しさ」と「孤独」の日々を過ごしている。心のどこかで刺激と癒しを求めている。

■タムジン:エミリー・ブラント(Emily Blunt)

美しく、聡明、そして裕福な家庭で何不自由なく過ごしてきた。
実際には家族から見放されていて愛されてはいないため、周りからは全てが満たされているよう にみえるが、本人の心は満たされていない。いわゆる「いい子」を演じるがゆえに、自分でありながら自分でないような感覚を抱いていて、心の奥では常に「空 虚さ」・「孤独」・「寂しさ」を感じている。

■フィル:
パディ・コンシダイン(Paddy Considine)
モナの兄。窃盗や暴行事件を起こし、刑務所に入っていた。出所と同時に、いきなり宗教に目覚め、自宅であるパブを辞め、日々信徒と共に神に祈りを捧げている。神を通じて改心しようとしており、罪悪感」「喪失感」と「孤独」を心の奥に持っている様子。

■感想のようなもの(ネタバレ有〼)
◎映像美
はじめに思ったのが、風景に家屋、インテリア、衣装の色使いなど、映像の美しさ。
ナタリー・プレスも良かったし、エミリー・ブラントのアンニュイな感じ且つ、自己陶酔っぷりも素晴らしかった。
いや~~~~ 、2人とも美しかったなぁ。

◎モナとタムジン
モナは自由奔放で、少し教養が足らないけれど・・・純粋で真っ直ぐ、情も深いのだろうね。
反対にタムジンは、モナのような純粋さは感じれず、時折見せる、どこまでも冷めた表情がなんだか不安を煽る。『ずっと一緒』『愛してる』その言葉や映像とは裏腹に、2人が日を重ねる毎に、不安が募ってしょうがない。お互いの寂しさと、互いに持っていないもの(純粋さ⇔
空虚さ)等に惹かれたのだろうと、思いたいけれど。。。ただ一つ思うのは、女の子同士の恋愛(ここでは、あくまで擬似的だったと思う)が絡む映画って、大半がどうしてこうも、虚しさが先に立つんだろう。。。゚・(。>д<)・゚・
そりゃね、絵的には綺麗だし、見た目に受け入れ易いかも知れないけど何か違うっていうか・・・若さゆえの好奇心みたいになるのはどうしてなの??
いつかは思い出になるだろうけど--それって結構残酷なこと。
一方が本気になると一方が。。。的なものが多すぎる!!!!(。・ω´・。)
ぷんぷんっ

◎本来の自分
●タムジン曰く、彼女自身妄想好きで、気の毒で哀れな『可哀相な自分』を創り出しては、陶酔していた模様(苦笑。その嘘を捨てた自分こそが本当であり
⇒⇒『本来の自分』
フィル(モナ兄)もフィルで・・・タムジンに懐柔され、『自身の偽善』と『自己欺瞞』に気づいたのか、聖書を投げつけ信徒を追い出す始末。⇒⇒所謂『本来の自分』
↓↓↓↓
ラストシーンで
タムジンに初めて会った時、壊れたバイクで『ぐだぐだ』と歩いた道を、今度は自らしっかりした足取りで立ち去るモナの姿。
実はこれがモナの本来の姿ではないかな?と感じました。
彼女の心情とは裏腹なような、けれど清々しささえも感じてしまう程に、彼女の『純粋さ』が印象的で結構気に入ってます。

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