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まったり映画を観よう!! 時々は綴ってみよう!!! なブログ・.*⁂ฺ✿
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英題:QUANDO SEI NATO NON PUOI PIU NASCONDERTI
製作年:2005年
製作国:イタリア
日本公開:2006年6月3日
◆◇STORY◇◆
北 イタリアのブレシャで工場を経営する両親のもと何不自由なく暮らす13歳のサンドロは、夏休みに地中海クルージングに繰り出すが、誤って夜の海に転落して しまう。助けてくれたのは不法移民がひしめく密航船に乗っていたルーマニア人のラドゥとアリーナの兄妹だった。彼らのおかげでなんとか飢えと恐怖を凌ぎ、 イタリアの移民センターに保護される。兄妹の力になりたくて、喜びの再会を果たした両親に彼らを養子にしてほしいと頼むのだが...
◆◇CAST◇◆
ブルーノ:アレッシオ・ボーニ
ルチア:ミケーラ・チェスコン
ポーピ:ロドルフォ・コルサート
サンドロ:マッテオ・ガドラ
アリーナ:エスター・ハザン
ラドゥ:ヴラド・アレクサンドル・トーマ
トーレ:マルチェッロ・プレイヤー
バラッカーノ:ジョヴァンニ・マルトラーナ
路上生活者:シニ・ンキンドゥ・ビンダンダ
サムエル:クビウィマニア・ジョージ・ヴァルデストゥルロ
クアレズミーニ:ジャンルイジ・スピーニ
ニジェッラ:ローラ・ペプロー
マウラ:シモネッタ・ソルダー
ディアーナ:フスキア・キャサリン・サムナー
ンダイエ:ディオップ・エル・ハッジ・イバ・ハメット・フォール
ムハンマド:モハメド・ネジブ・ゾガラミ
沿岸警備隊員:ヴァルテル・ダ・ポッツォ
軍警察:パネロ・ボナンニ
ソキ:エマニュエル・ダボーン
リアナ:アナ・カテリナ・モラリュー
チェルソ神父:アンドレア・ティドーナ
特別出演:アドリアーナ・アスティ

(↓↓ネタバレ有〼↓↓)


◆◇
みどころ
◎『QUANDO SEI NATO NON PUOI PIU NASCONDERTI-』
裕福な家庭で過不足なく暮らしてきた13歳の少年(サンドロ)と公衆電話の故障に嘆くアフリカ男性の発する言葉。
一夜の出来事『生と死』の狭間
救われた密航船の中で垣間見た別世界
---水も食料も乏しい地獄のような世界。小さい船に100人以上(クロアチア、モンテネグロ、クルド、アルバニア、インド、 スリランカ、モロッコ、スーダンなど様々な国籍の難民)が乗り合わせ、様々な言葉が飛び交う
そんな中で、彼を救ったのはルーマニア人の少年ラドゥ。そして妹アリーナ。
『サンドロの理想』
『初めて垣間見た、未知の世界に対する好奇心』からか・・・。
「そこに生まれた(であろうはずの)友情」からか・・・。
たった数日間の出来事ではあるけれど、それは彼自身に大きく影響を与えていた。両親や他人、大人からのお仕着せではなく、彼自身の13歳という『小さな胸』で感じた素直な気持ちを、行動に移そうと頑張るサンドロ。
命の恩人であり、友人である彼ら(ラドゥとアリーナ)を救えると。
両親の選択』
息子が海で失踪していた間、喪失感と無力感に苛まれ続け、まして涙の再会を果たしたばかりでラドゥとアリーナを養子に迎え入れたい」という我が子に、戸惑いを隠せない両親。
ラドゥに感謝はすれど、あくまで彼は『移民』であり、素性すら判らないのも現実。
裏切られた『友情』
ラドゥとアリーナの『裏切り』
『好意』だけでは抗えない『現実の壁』
世界中から押し寄せる移民たちと共存の仕方を模索する現代のイタリア社会で、身近にあって今まで見ていなかった世界が初めてサンドロの前に立ちはだかる。
サンドロが目にしたもの
『ONCE YOU'RE BORN YOU CAN NO LONGER HIDE-いちど生まれたからにはもはや隠れられない』
人として生まれたからには、その環境がどうであれ、逃げも隠れもできない。だからといって隠れずに生きていくには、あまりに厳しい現実を強いられる人々がいる。
ラドゥとアリーナの真実と彼女の置かれた現実。

◆◇感想のようなもの
裕福な家庭の少年:サンドロ少年には、裕福さや彼の年齢(幼さ、純粋さ)の故の『純粋なる傲慢さ』が見える。純粋であればある程に、それはある種、自身と家族へ向けての凶器になることを彼は知らないよね。
彼自身、純粋に『助けたい』と感じているし、そこに『友情』があると信じている。
もちろん観る側として、その気持ちは充分に解るけれど・・・、釈然としないのは、
サンドロ少年がラドゥとアリーナにそこまで心を許すものの『決定的な繋がり』に欠けているようにも感じる点。『生と死』の狭間を垣間見、彼の世界観が変わりつつあったから、考えがもっとシンプルになって『友達になるの!!』となったとか??
う~~~~~ん。。。(苦笑。
どんなに彼らと同じ行動を取ったとしても、必ず最後には帰えれる場所ってがあり、受け入れてくれる家族や友人がいるサンドロと『誰も信じるな!』と言っていた彼らの対比が
、やるせなさでいっぱいだね。
そしてラスト、
行き場のない心だけが、そこにとり残される。ぼんやりと渦を巻いてラストカットとオーバーラップする感じがなんとも・・・観ていて、これまた悲しく、やるせなくツライ。
一時の感情だけで、事態を大きく変えることなんて出来やしないし、ましてや救うことなんて到底無理なのは承知していても
後味悪いっていうか・・・『き~~~~~っo(`д´*)o』ってなる(苦笑。
それが現実だし、個々が置かれた現状だからと分っていても・・・なんかね。
サンドロにとって『13歳の夏』今後どういったものになっていくのか。これからの『大きな礎』になっていくことだろうと信じて・・・。

See
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